皆さまどうも。蒼宗です。
1日1更新、本日も始めていきます。
NBAが始まって約2週間ほど。
チームのスタイルが見えてきたチーム、思ってた通りに行かず苦しむチーム、怪我人によって構想が崩れたチーム。三者三様の状況になってるかな、と思います。
ここから3月末ほどまで長いシーズン。どのようにチーム、リーグの様相が決まってくるかも楽しみです。

そんなレギュラーシーズンのなか、面白いニュースがありました。
日本時間で本日行われた、ダラスマーベリックスとトロントラプターズの試合のチケット収益を、全額プエルトリコの台風被害の支援金として渡す、と発表されました。
プエルトリコといえば、マーベリックスのホセ・バレアが、台風被害を受けた地域に支援を行いたい、と進言し、チームのジェット機を貸し出した、というニュースもありました。
バレアはプエルトリコ出身。母国のために出来ることを、といち早く動いたのは素晴らしいですが、それに応えるようにきちんと動いたチームも素敵だと思います。

NBAは「NBA Cares」という慈善事業をリーグで推進しており、被災した地域への支援をオフシーズンやオールスターウィークエンドに行うシーンはちらほらありますが、外国人選手が増えている昨今、そういった支援の輪を海外にも行う姿勢が見られるのはホントに素晴らしいと思います。

前述の通りNBAでは国際化が進行しており、今やリーグに在籍する選手のうち、4人に1人程度はアメリカ以外の国籍の選手となっています。
特に、一時期のスパーズはチームメンバーの約半分が海外国籍という状況でした。

今でもチームのエースはアメリカ国籍の選手、という状況にありますが、海外国籍の選手がフランチャイズプレイヤーである、というチームもいくつか存在します。

また、国際化が進むにつれて、選手一人一人がオールラウンドプレイヤー化している現状もあります。
「ストレッチ4」と言われるポジションがありますが、完全に海外の選手のスタイルがNBAに流入してきた結果だと思います。
国際化によって産み出されたプレイスタイルもあります。
特に「ユーロステップ」は多くのプレイヤーが実践するプレイで、アメリカ人選手も積極的に使用するようになりました。

新たなスタイルが産まれることはチームの多様化、新戦術の台頭にもつながり、ファンとしては楽しい限りです。

片や国際情勢、国内情勢に敏感になりだしたアメリカだけに今後どうなるかはわかりませんが、国際化の進展は、NBAに今後も大きな風を巻き起こすと思います。

まだまだ将来はわかりませんが、NBAのスタープレイヤーが外国人選手、となってしまう日もそう遠くはないかもしれませんね。

そんな国際化の進行によるNBAの新たな進化を期待しつつ、今年のレギュラーシーズンも楽しめれば、と思います。

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