【麻雀】私信

2019年4月4日
ご無沙汰してます。蒼宗です。
けして筆まめではない、かつめんどくさがりの私ですが、めんどくさがっていたら文章が令和になっても更新されていませんでした。ほんと遅筆。
作り始めたのは平成だったんですが。

昨年度は麻雀において色んな経験をした彩りのある年でした。
自分の打ち方が変わり、また少し成長できたのかな、と感じます。
今回は昨年度の決算と今年度の方向について書いていきたいと思います。

【1】Mリーグ1stシーズン閉幕。優勝は赤坂ドリブンズに。
個人の話でもなんでもないのですが、麻雀について語るならば触れるべき話題かなと。
10月1日から開幕し、様々な業界を巻き込んで一大コンテンツとなったMリーグ。その1stシーズンが3月31日、赤坂ドリブンズの優勝で幕を閉じました。
164半荘という決して少なくないゲーム数ですが、見てみるとあっという間で。
本当に麻雀好きとしては夢のような6ヶ月でした。
チーム戦だったり、ユニフォーム姿で対局したり、企業がスポンサーについたり、宣伝カーが走っていたり、パブリックビューイングが満員御礼だったり、スポーツニュースのような番組が放送されたりと、今までの麻雀のイメージを180度変えるような試みが沢山行われ、麻雀を見るのに慣れている自分も新鮮な気持ちで半年楽しめました。
麻雀見ててスポーツ見てるように大盛りあがりしたり泣きそうになったりしたのははじめてで、麻雀の新しい形を生み出してくれたなぁと感じました。
ちなみにドラフト始まったときからドリブンズ応援するのを決めてたので、優勝が決まったときは小躍りしたくなる気持ちで一杯でした。
藤田チェアマンから選手数やチーム数の増加、シーズン期間の延長など魅力的な話もあったので、来季も飽きずに見れそう、というかすぐ見たい。ドラフトいつするんですか、という気持ちが溢れています。
まぁチーム数が増えてもドリブンズ応援は変わらないので誰がMリーガーになるかが楽しみなだけなのですが。

【2】なんばんリーグについて
この日記でも少し書いたプロアマ混合リーグ戦「なんばんリーグ」。
昨年日記に書いたのは4節目までで、最終節を残して書いていませんでした(ということは4ヶ月放置してた訳ですね私…。めんどくささが極まっています。)。
もう最終節を終え、なんなら優勝も決まったのですが簡単に報告という事で。
結果だけ言うと、決勝に進み、3位での終了となりました。
決勝も3位で進み最終も3位という泣かず飛ばずの結果でしたが、予選最終節ではリンシャンカイホウ四暗刻をアガれましたので充実はしてました。
このリーグ戦のおかげで色んな面で成長できたのでホント勉強になりました。
第1回、第2回と別々なルールでの対局でしたが、今後なんばんリーグ独自のルールを作るらしいのでそれも楽しみです。

【3】大分遠征にも行って来ました。
競技麻雀の世界に触れるようになってから、麻雀を打ちに色んなところに遊びに行くようになりました。
出不精の自分としては、車を走らせてどこかへ出かけるということが増えたのはひとつ良いことかと思ってます。
昨年末と今年のはじめにも大分へ遠征し、フリー雀荘「ブルードラゴン」が主催する2つの大会に参加してきました。
どちらの大会も競技麻雀というよりはMリーグルールに近いルールでの対局という事で、新鮮な気持ちで大会に出ました。

(1)18周年記念大会
記念大会には女性唯一のRTDリーガーの和久津晶プロと、女流桜花Aリーグの菅原千英プロがゲストとして参加し、華やかな大会でした。
ルールは一発裏ドラ赤ありのアリアリルールで、3回戦の後、総得点1位が決勝卓にそのまま進出、2~13位が準決勝に進み各卓1位が決勝卓へ、というもの(決勝卓進出者は新年1月の「ドラゴン大王」の本戦出場権を獲得)。
しかも白の中に1枚ある「ホワイトドラゴン」(いわゆるオールマイティー牌)をリーチしてツモると点数が倍になるという豪華仕様で、記念大会にふさわしい叩きあいになること必死でした。
参加人数も56人満卓ということもあり、簡単な道のりではないなぁと緊張ぎみに対局へ。
ボーダーの都合もあるが13位までに入るにはラスは取れない、と思いながら1戦目、2戦目ともに浮きの2着でフィニッシュ。どちらもトップが取れそうな局面だったので「ちょっと風向き悪いかなぁ」と思いながら3回戦へ。
3回戦は「トップを取った人はゲストプロ2名との写真撮影+サイン贈呈」という特別ルールも加わり、目がない人にも熱が入るアツイ展開に。
ここで今までのフラストレーションが爆発したのか大量加点で+90を越えるトップを取れました。
無事準決勝に進出するとともに写真撮影も終えて準決勝へ。
準決勝は無念の2着…。トップ目がラス親で2400点差、というところまでいったのですが上がれず。
選択肢があっただけに残念な結果となってしまいました。
それでも九州の強い打ち手の方と交流することも出来て(大会に頻繁に出ている方からは声もかけていただけました。)とても充実した大会でした。

(2)ドラゴン大王最終予選+本戦
このままでは終われねぇ大分は良いイメージあるしまだまだ麻雀打ちたいぞ、と思い同じくブルードラゴンであった「ドラゴン大王」にも参加。
予選は総得点上位7~8名が本戦出場、となるはずでしたが当日朝はあいにくの雪。
交通網も止まる、遅れるという事で、2部構成での予選に変更(前入りしていた自分は1部予選に参加)。
1部予選(朝からの部)は32名の3回戦、上位5名の本戦進出という叩きあいルール。
前回同様ラスは取れないルールの中での対局でしたが、1、2回戦は配牌とツモにも恵まれ1着2着と好調。
3戦目を始める前の着順は3位。5位の方とそこまで点差が離れていなかったので、本戦進出のためにはトップだと確定。2着だと40000点オーバーだと行けるかな、という感じ。
とはいえ明日に弾みをつけるためにも、トップ取りを目標に最終戦へ。
最終戦は連盟プロでありプロレスラー、大分市議会議員も勤めておられるスカルリーパーエイジさんと同卓。
しかも自分が3位、エイジさんが4位というまさしくマッチレース。
参加者が思い思いのアガリを決める叩きあいの半荘でしたが、自分が親番でアガった6000オールが決め手となりトップをとることが出来ました。
このトップが大きく、31人中1位で予選通過、という弾みのつく結果になりました。
という訳で本戦へ。
本戦は連盟九州支部のプロに加え、伊藤優孝プロをはじめとする連盟所属プロが多く参加し、とても華やかな大会でした。
ルールは予選と同様3回戦の予選を行い、16名がセミファイナル、その後8人→4人→1位と決まっていくルール。
昨日の勢いそのままに今日も勝ちきりたい!
と思いながら望んだ対局でしたが、昨日の自分と今日の自分は違う、ということをアリアリと見せられる3着-2着-3着の予選落ち。
噛み合わない結果となってしまいましたが、これもまた麻雀と割りきらないといけません。
とはいえ大分で打つ麻雀はいずれも調子がよく、方角が良いことが分かったのでまた機会があれば行ってみたいと思いました。
ちなみに優勝はなんばんリーグにも所属する協会プロの日向杏介プロ。
2回目の優勝は大会初という事でとても盛り上がりました。

【年度末の集大成、日本オープン】
毎年度末恒例の参加となっている日本オープン予選。結構麻雀に触れる機会が多かったので、そこで得られたものをどこまで出せるかの総決算的な意味でも勝ちたい、と思って参加しました。
ルールは1発裏ドラあり、赤ドラなしのアリアリルールのいわゆる「最強戦ルール」。
個人的に一番好きなルールなのでそこも味方につけていきたいところ。
20名参加の3回戦、上位4名が決勝で1回打ち、トップが本戦出場というシステム。
トップがでかいルールとはいえ、ラスをとると厳しくなる状況。初戦大事だなぁ、と思って大会へ。
この日はとても調子がよく、2戦終えて1着2着で総合トップ。トータル聞いても最終戦3着でも勝ち上がりだなー、と思いながら対局に入りました。
ところが力抜きすぎたのかギリギリの予選通過。最終戦オーラス、下家が満貫リーチを打っており、アガられたら予選敗退でした。慢心ダメ、ゼッタイ。
何とか滑り込んだ決勝。東場ではツモられ放銃しでなんとラス目。
起家スタートだったので、この親番大事だ、と気合を入れなおしてリスタート。
と思ったらなんと対面トップ目、上家から2件リーチ。
イーシャンテンなので歯を食いしばって、と思ったら次は下家もリーチ。
全面戦争の中、
67788p77s778899m(ドラ7p) の超ど級テンパイが入り自分も参戦。
一発で対面が放銃し18000のアガリ。2着に浮上。
その後1本場では、
378s11234m345789p(ドラ3s)のテンパイながら下家がリーチ。
トップ目との差は10000点ほど。この場は引いても・・・
と考えていたところに、Mリーガーからいただいたありがたい言葉が。
「トップ取り麻雀はトップ以外は全部無駄。誰かにトップを取られるくらいなら、トップのチャンスがあるならば自分が勝負するべき。それでトップ確定させたとしても『ごめんなさい』でいい。」
これで勝負と思い直し3s切ってリーチ。無事通ると数巡後に9sが出て裏ドラが1m。攻めた結果が身を結んだ結果となりました。
その後もう一度アガリ、2度の放銃をはさみながらもオーラスを迎え2000点差のトップ目。
初手からダブ南鳴けていけるか!?と思ったらそこからピタリと手が止まり、なんと最後は2着の上家がアガりゲームセット。
最後の最後まで踏ん張ったのですが2着でおしまいとなってしまいました。
ここで本来であればトップの方が本戦出場となるのですが、後日仕事の都合がつかなかったということで、2位の自分が繰り上げとなり本戦出場となりました。
というわけで本戦出場のために東京へ。
日本オープンは2度目の出場で、1度目は白鳥プロと同卓したり、小林剛プロと写真を撮ってもらったり、多井プロと世間話をしたり、憧れの村上プロが歩いているのを見かけたけど声を掛けられなかったり、松本プロがすげえ得点をたたき出して勝っているのを見たりなど、目の前でたくさんプロが打っている姿を初めて見る感動が勝り、なかなか自分のことを気にすることができませんでした。
ですが2回目の今回は、前回よりも緊張しておらず、落ち着いた状態でゲームに臨めました。
ですが気持ちは落ち着いていても手牌や展開はうまくいかず。
3着、4着、2着、2着となり、予選敗退となってしまいました。
結果が伴わず悔しいものとなりましたが、
1戦目はゆらりと歩いてきた若いお兄さんが小倉孝プロだったり、
2戦目は園田賢プロの友人として有名なサイコロ太郎プロと同卓したり、
3戦目は対面に座ったのが将王の武則プロだったり、
最終戦トップ条件なのにRMUリーグチャンピオンの谷井プロとあたったりと、さすが本戦、すげえ人たちと戦える・・・わくわくすっぞ!と思った4戦でした。
予選敗退後はRMUの河野プロの麻雀を見学させてもらったり、朝倉ゆかりプロと写真を撮ってもらったりと楽しく過ごしました。
またここに来る、そして次は2日目へ進みたい、と改めて思った大会でした。
(翌日はM・Lスタジアムにお邪魔しました。ノーレートの赤ありルールは新鮮で、とても楽しめました。)

昨年度総括
前半はなんばんリーグでぼこぼこにされたり、最強戦予選敗退ばかりだったりと辛い展開でしたが、後半は少しずつ結果がついてきて個人的はよかった1年だったと思います。
麻雀を打つ機会とともに見る機会が増えたのが好影響だったのかな、と思っています。
今年度もよりいい成績が残せるようしっかり頑張りたいと思います。
今年度の目標としては、
最強戦の地方最強位決定戦に進出する。
2年連続の日本オープン本戦参加。
を目標として掲げようと思います。

そのためにも、今年は麻雀の成績を記録していこうと思っています。
仲間うちのセットやフリー対局はもちろん、自分が打った対局の結果はすべて記録をとり、印象深かった手牌は検討し、次の対局に繋げられるようにしたいと考えています。
また、目標をもって対局に取り組むことを徹底しようと思います。
対局全体、1半荘、1局と目標をもって取り組み、技術力の向上に努めたいと思います。
今年度も1年、よろしくお願いします(もう2か月たとうとしていますが)。

コメント