皆様どうも、蒼宗です。
2019年3月末に赤坂ドリブンズの優勝によって幕を閉じたMリーグ2018が終わり早2ヶ月が過ぎました。
終わってから少しMリーグロスになった自分でしたが、実際に麻雀打ったり、最強戦予選見たり、RTDトーナメント見たり、それが出来ないときはMリーグをAbemaビデオで繰り返し見たりしているとMリーグロスも消え、普段通りの時間を過ごしてます(AbemaTVプレミアム会員なら月額960円であの名試合がビデオで見放題!みんなもプレミアム登録、しよう。)。

そんな中、Mリーグ機構から来シーズンの開催発表並びにレギュレーション変更について発表がありました!
具体的には、
(1)来シーズンも10月に開幕。
(2)チームに所属できるメンバーを最大4人までに増加。
(3)男女混合チーム編成の義務づけ
となっております。
今回はこの発表について自分の意見も交えつつお話しできればと思います。

(1)来シーズンも10月から開幕
これがまずは一安心といったところでしょうか。
7チームの熱い闘いが再び幕を明ける、という期待が持てますね!
このオフシーズン中に、あのメンバーがどのような成長を遂げるのか、その姿をどのように見せてくれるのか、とても楽しみな2019シーズンです。
恐らく平日開催だと思うので仕事の都合などありますが、出来る限りリアルタイムでみたいと思います。

(2)チームが(最大)4人制に
これは個人的にも望んでたことなので早めに取り組んでくれて嬉しいですね。
Mリーグのチーム練習などを見ても、3人+ゲストプロという構図だったので、
5000万の掛かった大事なリーグ戦に「その恩恵を受けられないプロが練習相手で良いのか」という疑問がありました(もちろん、参加しているプロもトッププロなのですが、モチベーション的な部分は違うのかな、という意味で。)。
4人麻雀のルールに基づいてやるのだから、調整もそれに合わせて出来るようにした方が良いよなぁ、と思っていたので、これは理想的な改革だと思います。
ちなみに追加の選手はウェーバー制によるドラフトで決定するとのことでした。
恐らくどのチームも4人編成にすると思うので、後7人のMリーガーとして誰が選ばれるのか、期待が高まります。

(3)チームの男女混合義務化
これに関しては賛否両論あると思います。
というのも、「ドラフトはチームの権利なのにその選択肢を限定するような改編はどうなのか」とか、「そうまでしないと女流が入れられないのか」とか否定的な意見はありそうですが、個人的にはアリだと思ってます。
「麻雀は男女関係なしに同じ土俵に立って闘えるゲーム」
セガサミー所属の魚谷プロの発言ですが、これはその第一歩なのかなと。
どのチームにおいても女性が入ることで、チーム内での実力向上に繋がるとともに、
「あらゆるチームスポーツのプロリーグにおいて唯一男女混合で闘うリーグ」
としてひとつ新たな形が出来るのかな、とも期待してます。
また、女性用ユニフォームなんかが出来るかも期待ですね。そういう意味でも経済効果が期待できるのかな、と思います。

さて、次シーズンは(恐らく)7人のMリーガーが誕生するのだろうということで、どの選手が指名されるか、個人的な候補選手をあげたいと思います。

a)男性プロ
1)内川幸太郎プロ(連盟)
最早「指名されるかどうか」以上に「どのチームが指名するか」に向いている「Mリーガー内定(?)」プロ。自団体のビッグタイトル「十段位」に加え、RTDリーグ2018準優勝、今年も最強戦プレミアトーナメント決勝進出、RTDトーナメント2019でも安定した成績を修めるなど順風満帆。
甘いマスクに落ち着いた解説という2つの武器もあり、Mリーグでみたい、という人も多いプロ。

2)猿川真寿プロ(連盟)
最強戦やRTDリーグをはじめ、TV対局で多くの名場面を生み出す「魅せる麻雀」を打つプロ。厳しい状況からでもあっという間に予選通過ラインなどに残ってしまうので「逆転モンキー」の愛称で知られる。ビッグタイトルはとっていないが、TV対局では決勝に残っており、実力は申し分なし。
飄々と打つので感情などは読みにくいが、勝ったときに見せるはにかんだ笑顔が素敵なので、Mリーグでこの姿がみたい、という人は多いはず。

3)金太賢プロ(協会)
前述の内川プロに並ぶ「Mリーガー内定(?)プロ」。自団体の看板タイトル「雀王」の連覇とともに、プロアマ統一戦「最強戦」を優勝し最強位を獲得しており、「現在協会内で最も強いプロ」とも言われている。
昨シーズン指名されていないのがおかしい、と言われるほどの実力派であるとともに、奇抜なスーツに元気な声での解説は視聴者ウケ間違いなし!?

4)渋川難波プロ(協会)
テレビ対局に頻繁に出ているわけではなく、AbemaTVから見始めた麻雀ファンの方にはあまり認知されていないプロではあるが、プロ入り前にネット麻雀「天鳳」にて十段に到達。協会のビッグタイトル「雀竜位」、プロアマ統一大会の「日本オープン」を獲得する実力者。デジタル主体かつその固い守備力から「魔神の守備」と称される打ち手。
ルックスが将棋界の新星藤井聡太プロに似ていることでも話題になったので、麻雀界の藤井聡太的な立ち位置で売り込めるか?(という冗談もかましてみる。)

5)平賀聡彦(最高位戦)
近年テレビ対局に出演がふえ認知度が上がってきたプロ。先日の最強戦予選では「まっこう侍」にふさわしい立ち回りを見せるなど、パフォーマンスも独特でオンリーワン。
独自の麻雀観から見せる打ち方もオンリーワンで、プロ麻雀団体対抗戦で個人トップ、RTDリーグ2017王者に輝くなど、素晴らしい結果を残している。
一方で遅刻癖があり、それによって最高位戦のA1リーグから降級した過去もある。近年は解消されてきたらしいが、果たして…?

6)松ヶ瀬隆也プロ(RMU)
団体内では多井隆晴プロに次ぐ実力者として有名なプロ。自団体のタイトル戦において多数のタイトルを獲得し、エースプレイヤーとして君臨する。
近年少しずつながらテレビ対局にも出演しており、AbemaTVの麻雀駅伝予選での2mツモを覚えている人も多いのではないだろうか。
RTDに出演しているプロにも遜色ないほどの実力があり、個人的には新規枠か入れ換え枠で出ると思ってたので少し残念。
一方で、ルックスが非常に怖い(アベマズの松本プロの3倍くらい怖い)ので、企業イメージのあるMリーグでは難しいかも…?

b)女性プロ
1)二階堂瑠美プロ(連盟)
ご存じEX風林火山所属の二階堂亜樹プロのお姉さん。パブリックビューイングではたびたび妹さんが所属するチームのレプリカユニフォームを着て応援する姿が目撃されている。
テレビ対局には亜樹プロと同じくらい出演しており、亜樹プロが獲得していない最強位を獲得している実力者(女性で最強位を獲得しているのは漫画家の藤谷コマキ氏に次ぐ2人目で、女性プロとしては唯一。)。
同じチームに入るも面白い、別チームでのぶつかり合いも面白いという話題性もあり。

2)和久津晶プロ(連盟)
RTDリーグに唯一女性プロとして出演したプロ。
自団体最高峰のA1リーグに女性プロとしては唯一所属し、将来女性初の鳳凰位も目されるプロ。
攻めが強い印象がある(実際そう)が、距離感や相手の麻雀スタイルを熱心に研究した中での押し引きは圧巻で、リーグ戦だからこそ見れる一打がたくさんあるのでは、と期待があります。
オンレート雀荘に勤めているので、Mリーグ本格参入の際にはなにか動きがあるかも・・・?

3)水口美香プロ(協会)
麻雀アイドルグループ「More」に所属するプロ。
アイドルなだけありルックスはもちろんですが、その実力も高く評価されるプロ。
現在自団体タイトル「女流雀王戦」ではAリーグ首位をひた走っておりタイトル獲得の期待が高まっています。
テレビ対局にも多く出演するとともに、最強戦本戦にも出場が決定しており現在波も来ている状況。
Mリーグデビューを契機にさらなるファン層獲得となるか!?

4)朝倉ゆかりプロ(協会)
自団体タイトル「女流雀王」を4期獲得するほか、様々なタイトルを獲得する協会最強レベルの女性プロ。
先日RTDトーナメントでも本戦から出場し、苦しい展開ながらQF進出までたどり着くなど、「我慢の麻雀」が信条。
受ける麻雀が得意の亜樹プロを超えるまさしく鉄壁な麻雀をMリーグで披露し、4着回避率を更新してほしい。

5)石井あやプロ(最高位戦)
現在Mリーガーの茅森プロと同時期にテレビ対局デビューした「沈黙のスナイパー」と称される受けの麻雀が得意なプロ。
自団体タイトル「女流最高位」をはじめ、プロクイーン、女流モンド杯など多くのタイトルを獲得している。
直近ではテレビ対局出演がなく、最近麻雀を見始めた方には認知度が低いかもしれないが、その実力は折り紙付き。赤ありという高打点の荒波をどのように潜り抜けるかも参考になるかも。

6)日向藍子プロ(最高位戦)
テレビ対局の出演、ユーチューバーデビューなど、様々なメディアを活用し露出している女性プロ。
愛嬌のあるルックスとはきはきしたしゃべりがウケ、Mリーグのパブリックビューイングの司会も務めた。
獲得タイトルはテレビ対局のもののみであるが、出演する対局では安定した成績を残す実力者。
現在育休中であるが、そろそろ活動再開も視野に入れているとのこと。今度は選手として、Mリーグの発展に貢献できるか。

以上、男性プロ6名、女性プロ6名、計12名を候補として紹介させていただきました。
この中の何人が選出されるかもそうですが、どのチームがどのようなイメージで選手を選ぶかにも期待が高まるところです。

後は個人的に、
8チーム目の参戦に期待したい
というのと、
実況を増やしても面白いのでは?
という考えもありますがまあそれは後々でしょうということで。
とりあえず2019のMリーグがどのようになるか続報を期待しつつ、10月の開幕まで楽しみにしたいと思います。
パブリックビューイングも行きたいっすねー。

コメント