皆様どうも、蒼宗です。
世間はそろそろお盆を迎えていますね。
うだるような暑さですがいかがでしょうか。
台風なんかも接近中ですのでお気をつけて。

さて、連載物と銘打って始まりました麻雀考察、その第2回目でございます。
今回は麻雀やったことがある人ならば一度はしたことがある「アレ」についての考察です。

「第2回 『何切る問題』を考察する」
(1)何切る問題についての所感
麻雀雑誌や麻雀漫画、戦術本なんかにもよく取り上げられる「何切る問題」。
大まかには点数と局数、手牌とツモ牌が記載されていて、どの牌を切るのが正解?という一問一答形式のシンプルなもの。
プロが監修している問題なんかもあって、いわゆる「頭の体操」として多くのプレイヤーから親しまれています。
と書きましたが。
実は私、麻雀始めてから3年くらい「何切る問題」を解いた経験がありませんでした。
しかも、解いたことがない、というだけでなく、何切る問題がそもそも嫌いでした。

理由としては2つあり、1つは「判断を1つに決められるのが嫌いだった」ということ。
14枚あれば14枚全てを切る選択が発生するのに「これはこう」と書いてある解説が多く、それがどうしても好きではありませんでした。
もうひとつは「何切る問題が平面的であること」。
局数と点数が書いてあるといえど、見えている景色は手牌とツモ牌だけ。
この情報だけでこの1打が正解と決めて良いのか?た思う事があり、麻雀を始めた当初は毛嫌いしていました。

しかし、競技麻雀を始めてから少ししてから、何切るに対しての意識が変わり、少しずつ解き始めるようになりました。
そのなかで、「毛嫌いせずもう少し早く解いておけばよかったかなぁ」と少し後悔もありました。

(2)「何切る問題」の捉え方について
私が何切る問題を解くきっかけになったのは「牌効率を理解すること、形に強くなること」が目的でした。
麻雀は最終的に沢山点数を持っている人が勝つゲームなので、「高い点数でアガる」事は重要な要素です。
しかし、そんな簡単に高い手が来るほど現実はドラマチックではありません。
そこでもうひとつ大切なのは「アガれる状況を逃さないこと」。8000点を目指して、1000点をアガれる状況を逃し、3900点の放銃をしては負けてしまいます。この1000点を逃さないためにも、牌効率を意識した打ち方が出来ることが大切です。

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